シミとは
いわゆる"しみ"と呼ばれるものにはいろいろな種類があり、種類によって治療法が異なります。
以下は顔のしみの代表的なものです。
シミの種類について
老人性色素斑 | 30代以降、加齢にしたがって出現してくる。 輪郭ははっきりしていて、茶色からこげ茶色の平たい色素斑。非常に多い。 |
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老人性ゆうぜい (脂漏性角化症) |
加齢に伴いあらわれる。 茶色からこげ茶色をしていて、もり上がり、いぼ状となる。 |
肝斑 | 頬からこめかみに左右対称に広がるうす茶色のしみ。 30~40代に多い。 |
炎症後色素沈着 | キズやかぶれなどの炎症が起きた部位にその後できる色素斑 |
その他 | ほくろ、扁平母斑、大田母斑など |
当院では、適当な治療法を組み合わせて治療いたします。
ただし、"シミ"の治療は医療保険は効きません(自由診療)。
効果、副作用など詳しくわかりやすく説明いたしますので、充分納得された上での治療をお願いいたします。
治療について
Qスイッチルビーレーザー治療
ルビーレーザーの光は、正常な皮膚や血管にはほとんど吸収されず、メラニンなどの色素に吸収される性質があります。 そのため、正常組織へのダメージを最小限に抑えながら、メラニンを破壊します。 痛みは少なく、短時間で終わり、傷跡は残りにくい治療法です。 ルビーレーザーの中でも、Qスイッチルビレーザーはより深いところにあるメラニンを破壊することができます。 この治療法は、老人性色素斑、老人性ゆうぜい(もり上がりの小さいもの)、青い色調のしみに効果が期待されます。 |
治療のメカニズム
- 1.しみ・あざ"しみ"や"あざ"は皮膚のメラニン色素の増加によって生じます。増加の度合いや深さによって茶・青・黒に見えます。
- 2.レーザー照射ルビーレーザーの光はメラニン色素によく吸収されるので、正常組織のダメージを最小限に抑えながら、メラニン色素を選択的に破壊します。
- 3.色素の排出・分解破壊された色素は、皮膚の浅い部分にある場合は、数週間のうちに体表に排出されます。皮膚の深い部分の色素は、数ヶ月のうちに取り込まれ分解されます。
- 4.レーザー照射破壊された色素の排出・分解が進むにつれて、シミ・アザのない正常な肌に近づきます。
(株)ニーク提供